宿泊業界にイノベーションをもたらす客室内タブレットサービス「tabii(タビー)」がIoT連携を実現し、ロボットホテル「変なホテル」に導入!

~and factoryがH.I.S.ホテルホールディングスと業務提携し、IoT活用による客室価値の向上と業務効率を追求〜

and factory株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:小原崇幹 以下and factory)は、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:澤田秀雄 以下H.H.H.)とIoTソリューションサービスの提供において業務提携を締結しました。2018年7月20日開業の「変なホテル東京 赤坂」に客室内タブレットサービス「tabii」を導入し、近未来のIoT体験が楽しめるエンターテイメント空間「スマートIoTルーム」を展開しています。今後はH.H.H.が展開する他の「変なホテル」でも、順次展開予定です。

and factoryはSmartphone Idea Companyとして様々な領域×technologyで先進的な取り組みを実施し、新たな価値を創出しています。中でも、宿泊領域においては、最先端のIoTデバイスを1カ所に集結させ近未来の空間が体験できるスマートホステル®「&AND HOSTEL」を全国展開しており、自社で宿泊施設を運営する中でみえた業界の課題をtechnologyの力で解決するべく、「tabii」など新サービスを次々と開発しております。

一方、「変なホテル」は世界で初めてロボットがスタッフとして働いたホテルとしてユーザーへのエンターテイメント価値を提供するとともに、人手不足が続く「現場の生産性向上」を追求しており、今回この「エンターテイメント性」と「生産性」を追求するソリューションとして「tabii」の導入が決定しました。

・「tabii」とは

「tabii」は、無料で利用できる客室設置型タブレットサービスです。ホテル館内の案内やその土地ならではのグルメ・観光情報、音楽・お笑いなどの動画コンテンツなど豊富なコンテンツを取り揃えており、宿泊者の目的や趣味に応じた楽しみ方が可能です。旅の楽しみを増幅させる情報提供や滞在期間中の気分転換などにも利用いただけるサービスで、様々な顧客層に対して「客室価値の向上」を図ることができます。
また導入施設は、宿泊約款や施設案内、各種お知らせを電子化することでコストカットを図れるだけでなく、これまで電話や対面で対応していた宿泊者からの問い合わせの多くを「tabii」内のコンテンツやQ&Aチャットボットに置き換えることができ、施設のランニングコストを増やすことなく「業務効率化」を実現するものです。

「tabii」内で広告運用を行うことで、宿泊施設の月額利用費を無料で提供することを実現し、利用者にもコスト負担をかけることなく両者にとってメリットあるコンテンツと機能を提供できるモデルとなっています。
「tabii」公式ページ→http://tabii.tech

・「スマートIoTルーム」での取組について

「スマートIoTルーム」に導入している「tabii」には、ベーシックな機能に加え、照明をはじめ客室内のあらゆるデバイスを連結させ、統制・制御するIoTプラットフォームシステムを搭載しています。「おはよう」「おやすみ​」など、利用シーンに応じた快適環境が瞬時に整います。例えば、「おやすみ」ボタンをタップすると照明の光量が調節され、リラックスできるアロマが香り、エアコンが快眠モードに変更されるなど、就寝に適した環境を整えるために複数のデバイスが一斉に作動します。また、Google Homeとも連携することで、音声による客室コントロールや、館内情報の案内なども可能にしています。

これにより「tabii」を起点に、あらゆるシーンでIoT体験が可能で、部屋自体のエンターテイメント性と観光価値を高めています。

■and factoryについて
and factoryはSmartphone Idea Companyとして「日常に&を届ける」こと、つまり生活に豊かさをミッションとしており、エンターテイメント、宿泊、ヘルスケアなど様々な領域でSmartphoneの事業可能性に真摯に向き合っています。
今後、宿泊領域においては、「tabii」とIoTの集中管理システム「&IoT」、さらに当社で開発した宿泊管理システム「innto」を連携させていくことで、未だかつてない横断的な宿泊施設の運営プラットフォームを構築し宿泊体験価値やビジネス構造自体の進化させることを目指しています。

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